【日記#5】アクトファーストの夏~高校野球現場を訪ねる(後編)~
高校野球千葉大会@県スポーツセンター野球場
取材「後編」です。
中継車の中で業務を行う北川さん。
様々なアングルから撮影された映像を瞬時に
選択し臨場感あふれる中継を構成するスイッチャー担当、不可欠なポジションです。
北川さんはスイッチャー業務だけでなく毎年
アクトファーストチームリーダーも務めています。
「とにかく暑さ対策が一番大変だし、大事なんだよね。長丁場だし、経験が浅いアシスタントには
飛ばしすぎないように、頑張りすぎないようにっていつも言ってるかな。」と後輩を気遣うお話を伺いました。
幸いアシスタントのお二人は元気そのもの!
「高校野球の現場はどう?」と質問したところ、今年初参加の金沢さんからは
「大学時代の夏の過ごし方を思うと今年の夏は早起き早寝、しっかり動く健康的な生活に戻りました(笑)
先輩達からはその場面場面で必要な動きを細かく教えて頂いてますね。早く先回りして動けるようになりたいです。」とのお話を伺いました。
また、2年目の鈴木さんからは「去年よりは流れもわかるようになりましたがまだまだ余裕は
ないですね・・・しっかり勉強したいです。」と昨年とは異なる想いを笑顔で話してくれました。
経験を積んだカメラマンの石田さんからは
「高校野球は暑さとの闘い、期間内は体調を崩さないようにをとにかく心掛けてます。
他の会社の方々とのコミュニケーションも積極的に取って、メールや連絡をこぼさないように連携
することが僕の大事な役割ですね。」とこの現場特有の留意点を伺いました。
現場取材後スタッフルームで過ごしました。
大勢のスタッフが出入りを繰り返します。周りを見渡すとデータの情報更新をする姿、次の試合の
選手名を確認するなど準備する姿、一球ごとに声援を送る姿などなど・・
会社の枠を越えた「ワンチーム」が存在していました。
中継を見守るスタッフから「高校野球はやっぱりいいよな~」という声が。
かけがえのない高校球児の夏を伝えようとする熱い気持ちで満ちた現場取材はその一言に尽きる時間となりました。
熱戦が続いた千葉大会は7月27日の決勝戦で代表校が決定し幕を閉じました。
携わったスタッフは一人も欠けることなく
無事完走!
関係者の皆様、本当にお疲れ様でした!!